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ブランド品の査定がつかない?偽物を疑う前に知っておきたい「買取不可」の本当の理由と対処法


せっかく思い切って買った高級ブランドのバッグや時計。「もう使わないから」と意気揚々と買取店に持ち込んだのに、「当店ではお取り扱いできません」と断られてショックを受けたことはありませんか?

「えっ、これって偽物だったの…?」

「あんなに高かったのに、価値がゼロなの?」

そんな不安や悲しみが頭をよぎるかもしれません。しかし、実は**「査定がつかない=偽物」とは限りません。** 本物であっても、お店の事情や商品のコンディションによって買取を断られるケースは多々あるのです。

この記事では、中古ブランド品市場の裏側を知る視点から、査定がつかない本当の理由とその対策を詳しく解説します。この記事を読めば、断られた理由を冷静に判断でき、次のアクションとしてどこに売れば最高値で手放せるかが明確になりますよ。


1. 「買取不可」と言われる5つの意外な理由

お店で「お値段がつけられません」と言われると、真っ先にコピー品を疑ってしまいがちですが、実はそれ以上に多い理由があります。

① ブランドの「真贋」ではなく「取り扱い基準」

買取店にはそれぞれ「取り扱いブランドリスト」が存在します。特に路面店や地域密着型の質屋などの場合、転売ルートが限られているため、特定のブランド以外は「基準外」として断ることがあります。これは「偽物だから」ではなく「うちでは売るルートがないから」というお店側の都合です。

② 修理やリペアの形跡がある

意外と知られていないのが、正規店以外での修理です。

  • 近所の靴修理屋で持ち手を直した

  • 色あせたので自分で補修クリームを塗った

  • 社外品のパーツに交換した

    これらの行為は、ブランド側から見れば「改造品」とみなされます。一度改造されたものは正規店でのメンテナンスが受けられなくなるため、多くの買取店では一律で買取不可となります。

③ 経年劣化が激しく、再販が難しい

ブランド品には「寿命」があります。特に日本の高温多湿な気候では、以下のような症状が出やすいです。

  • ベタつき(内側のコーティングが溶け出している)

  • 剥がれ(合皮部分がボロボロと落ちる)

  • カビの発生

    これらは修理に多額の費用がかかるため、販売価格を上回ってしまうと判断されると、値がつきません。

④ 付属品の欠落(特にギャランティカード)

シャネルやプラダなどの特定のブランドでは、**ギャランティカード(保証書)**がないと買取を拒否する店舗が少なくありません。特に高額なモデルほど、証明書がないリスクを避ける傾向にあります。

⑤ 在庫過多による一時的な制限

そのお店が同じモデルの在庫を大量に抱えている場合、リスクヘッジのために一時的に買取を停止したり、極端に低い査定額を提示したりすることがあります。


2. もしかして偽物?不安になった時の見分け方と心得

もし、複数の店舗で「基準外」と言われた場合、偽物の可能性を完全に否定はできません。しかし、個人で判断するのは非常に困難です。

鑑定士は「偽物です」とは言わない

買取店のスタッフが「これは偽物です」と断言することはまずありません。なぜなら、彼らはあくまで「自社の基準に合致するか」を判断しているだけで、ブランドホルダーではないからです。

代わりに使われる言葉が**「弊社の規定により、お取り扱いができません」**というフレーズです。これを聞いたら、「ここでは売れない」というサインだと受け止めましょう。

購入ルートを思い出す

  • 公式オンラインショップや百貨店で購入したか?

  • 並行輸入品店や中古ショップ、フリマアプリで購入したか?

    直営店以外で購入した場合は、たとえ悪意がなくても、前の持ち主や輸入段階でトラブルがある可能性もゼロではありません。


3. 査定がつかなかった時の具体的な対処法

一度断られたからといって、ゴミ箱に捨てるのは早計です。価値を再発見するためのステップを試してみましょう。

ステップ1:専門店や大規模店へ持ち込む

小さなリサイクルショップで断られたものでも、全国展開しているブランド買取専門店や、自社で修理工房を持っている会社であれば買い取ってくれるケースがあります。彼らは独自の販売ルートを海外にも持っているため、日本では売れにくい状態でも、海外需要を見越して値段をつけてくれるのです。

ステップ2:フリマアプリやネットオークションを活用する

買取店が断る理由は「利益が出ないから」です。しかし、個人売買であれば中間マージンがないため、多少の傷やベタつきがあっても「自分で直して使う」「安く手に入れたい」という需要にマッチすることがあります。

※ただし、出品時には必ず「状態の悪さ」や「付属品の有無」を明記し、トラブルを避けましょう。

ステップ3:複数の店舗で「相見積もり」を取る

「A店では0円だったのに、B店では3万円になった」というのは、ブランド買取業界ではよくある話です。特に高単価なエルメスやルイ・ヴィトン、ロレックスなどは、店舗ごとの得意不得意が顕著に出ます。最近では、スマホで写真を送るだけの「LINE査定」も普及しているので、手軽に複数のプロの意見を聞くことができます。


4. 1円でも高く売るための「事前準備」のコツ

次に別の店に持っていく前に、最低限これだけはやっておきましょう。

  • ホコリや汚れを優しく落とす

    第一印象は重要です。柔らかい布で軽く拭くだけでも、査定員の受ける印象が変わり、「大切に扱われていた品」としてプラス評価に繋がることがあります。

  • 付属品をすべて揃える

    箱、保存袋、説明書、そして特に「外した時計のコマ」や「ショルダーストラップ」は、あるかないかで査定額が数万円変わることもあります。

  • 「いつ、どこで買ったか」を伝えられるようにする

    明確な購入履歴は、査定員の安心材料になり、スムーズな値付けを後押しします。


5. まとめ:諦める前に「販路」を変えてみよう

ブランド品の査定がつかない理由は、決して「偽物だから」だけではありません。お店の在庫状況、修理の有無、そしてそのブランドが得意かどうかといった、さまざまな要因が絡み合っています。

もし、お気に入りの一足や思い出のバッグが一度断られてしまっても、それはそのお店との相性が悪かっただけかもしれません。

**「価値がわかる場所」**に持ち込めば、意外な高値がつくことも珍しくありません。まずは、ブランド買取に特化した専門店への相談や、手軽なオンライン査定から再チャレンジしてみてはいかがでしょうか。あなたの手元にある大切なブランド品が、ふさわしい評価を得られることを願っています。



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