【実録】フリマアプリでブランドの偽物が届いた時の返金手順!事務局への連絡と警察相談の全知識
「憧れのブランドバッグをフリマアプリで安く手に入れた!」と喜んだのも束の間。届いた商品を開けてみたら、なんだか質感が安っぽい、ロゴの刻印がズレている、変なニオイがする……。
「もしかして、偽物を掴まされた?」
そんな時、頭が真っ白になってパニックになってしまうかもしれません。しかし、落ち着いてください。フリマアプリには購入者を守る仕組みがあり、適切な手順を踏めば返金を受けられる可能性は十分にあります。
一番やってはいけないのは、焦って「評価」をしてしまうこと。
この記事では、フリマアプリでブランドのコピー品が届いてしまった時の完全リカバリーガイドを解説します。事務局への通報のやり方から、警察への相談、返金を勝ち取るための具体的なメッセージ術まで、筆者の実体験と法的知識を交えて詳しくお伝えします。
1. 絶対に守って!偽物が届いた直後の「3つの鉄則」
商品が届いて「怪しい」と思ったら、まずは以下の3点を徹底してください。ここを間違えると、返金が極めて困難になります。
① 「受取評価」は絶対にしない
これが最も重要です。受取評価をした時点で「取引完了」となり、代金が出品者に振り込まれてしまいます。事務局も「双方納得の上での取引」と判断するため、その後の介入が難しくなります。
② 商品(梱包材も含む)をそのまま保管する
偽物の証拠として、商品だけでなく送られてきた封筒や伝票、箱などもすべて残しておいてください。後の警察相談や事務局への証拠提出で必要になります。
③ 出品者と感情的にやり取りしない
怒りに任せて「詐欺だ!」「警察に行く!」と送りつけるのは逆効果です。相手がアカウントを消して逃亡したり、ブロックされたりするリスクを高めるだけです。まずは冷静に証拠を固めましょう。
2. 事務局を動かす!返金に向けた5ステップの手順
フリマアプリ(メルカリ、ラクマ、ヤフオクなど)で返金を受けるための具体的な流れです。
ステップ1:出品者へ「返品・キャンセル」の意思を伝える
まずは取引メッセージで、「届いた商品が説明と異なる(真贋に疑念がある)」旨を伝えます。
例文:
「商品を受け取りましたが、手持ちの正規品と比較してロゴや縫製に相違点が見受けられます。ブランドの規定外品の可能性があるため、受取評価は保留し、返品およびキャンセルをお願いしたく存じます。ご回答をお待ちしております。」
相手が「正規品です」「返品不可とプロフィールに書いています」と言い張っても、ガイドラインでは偽物の販売は禁止されているため、強気で交渉を続けて大丈夫です。
ステップ2:事務局へ通報・相談する
出品者とのやり取りと並行して、アプリ内の「お問い合わせ」から事務局へ報告します。「偽物の疑いがある商品が届き、出品者に返品を求めているが合意に至らない」と詳細に伝えましょう。
ステップ3:商品の「違和感」を撮影し、証拠をアップする
事務局から証拠画像の提出を求められることがあります。
ロゴの歪みや刻印の甘さ
縫製の荒さ
シリアルナンバーの有無
付属品(保存袋やカード)の質の低さ
これらを明るい場所で鮮明に撮影しておきましょう。
ステップ4:ブランド直営店や買取店へ行く
「本物かどうか」を個人で証明するのは難しいですが、近隣の買取専門店に持ち込み「査定」を依頼するのも一つの手です。もし「規定外で値段がつかない」と言われれば、それは事務局への強力な判断材料になります。
※直営店では「鑑定」は行っていませんが、修理(リペア)を断られた場合は「非正規品」の証拠となります。
ステップ5:事務局による取引キャンセル
出品者が返品に同意しない場合でも、事務局が「偽物の可能性が高い」と判断すれば、強制的にキャンセル(返金)処理が行われるケースがあります。
3. 出品者が逃げた!警察や公的機関への相談方法
もし出品者と連絡が取れなくなったり、事務局の対応が遅かったりする場合は、法的・公的な手段を検討します。
警察への「被害届」と「相談」
「偽ブランド品の販売」は商標法違反および詐欺罪にあたる犯罪です。最寄りの警察署の「生活安全課」や「サイバー犯罪相談窓口」に連絡しましょう。
持参するもの: 取引画面のスクリーンショット、相手の住所・氏名(わかれば)、届いた現物、支払いを証明するもの。
警察に相談し、「相談番号」を発行してもらうことで、事務局がより迅速に返金対応に動いてくれるようになります。
消費者ホットライン(188)
どこに相談すればいいか迷ったら、局番なしの「188(いやや)」に電話しましょう。専門の相談員が適切なアドバイスをくれます。
4. 偽物を掴まないために!購入前にチェックすべきポイント
トラブルを未然に防ぐために、次回から以下の項目を必ずチェックしてください。
価格が相場より安すぎる
「限定入荷」「プレゼントでいただいたもの」などの言葉と共に、相場の半額以下で出品されているものは要注意です。
発送元が「未定」や「海外」
偽物の多くは海外の拠点から発送されます。
評価がゼロ、または直近で同じ商品を大量に出品している
使い捨てのアカウントで大量のコピー品を売り抜こうとしている業者の特徴です。
写真が公式サイトの転載のみ
現物の写真がない、あるいは写真の画質が極端に悪い場合は疑いましょう。
5. まとめ:泣き寝入りは不要!正しい手順で権利を守ろう
フリマアプリで偽物が届くと、金銭的なダメージだけでなく、精神的にも非常に疲弊します。しかし、**「受取評価をしない」「事務局を味方につける」「証拠を揃える」**というステップを冷静に踏めば、あなたの支払ったお金は守られます。
ブランド品は、信頼できるルートで手に入れてこそ、その価値を心から楽しめるものです。今回の経験を糧に、より安全で楽しいフリマライフを送りましょう。
もし今、手元にある商品に不安を感じているなら、まずはスマホを置いて、商品の細部をじっくり撮影することから始めてみてください。あなたの勇気ある一歩が、返金への一番の近道です。